たくさんのお客様がプレゼントのお花を買ってくれました。
みんな優しいなー。。。
ってことで、私も仕事終わってからばーちゃんに
しーすーを買って行きました。
相変わらず元気なチサばーちゃん。母ちゃんの母ちゃん。
お歳は101!
ワンオーワン。
大正、昭和、平成をたくましく生き抜くワンオーワン。
戦争でじいちゃんを亡くし、女手ひとつで子供を育てあげた最強のワンオーワン。
かないません。
しーすーもりもり食べてくれました。
強いです。
遊びに行くと、いまだによく怒られます。
「商売人が休むとは何事だ」と。。。
杖は使いますが自分でトコトコ歩きます。
杖を忘れて探しに戻る時が一番早いです。
さささっ!って。
杖いらんやん。。。
元気なばあちゃんがいてくれてホント幸せです。
来年は特上シースーにするから達者でいてくれよっ。
もう一人、私の心の師匠。
父方のばあちゃん、シヨばあちゃん。
5年くらい前に天国に行きました。
94歳でした。
90まで農業やってました。
こちらも強い。
こっちのじいちゃんも早く死んじゃったから
ひとりで8人の子供を育てあげてます。
若い頃はかなりの量の野菜をかかえて早朝から
伊万里まで売りにいってたそうです。
歩いてよ。
普通に手ぶらで歩いても1時間はかかるんですけど。。
帰って来てから朝飯作って、子供を起こして、、、。
それから、田んぼや畑に。。。
いったい何時に起きていたのでしょう。
90過ぎて寝込んでからも6番目の子(私のおばさん)だけを
お金がなくて高校に行かせてやれなかったのをずーっと後悔してました。
優しいばあちゃんでした。
2歳下の弟が小児ぜんそくがひどかったので親の両手は弟に。
私は完全に、ばあちゃん子。
見た目もよー似てます。
(罰ゲームでセーラー服着たときカツラかぶったらばあちゃんそっくりで
気色わるかったばい)
ばあちゃんのもんぺのポケットから出てくる糸くずのついた飴ちゃんが
おさむ少年のおやつ。
こんなことも。。。
弟が2月8日生まれで私が2月28日生まれ。
誕生日のお祝いは弟の誕生日、8日にまとめてやってました。
母親がケーキ買って来てローソク立てて、ごちそう食べて、って。
おさむ少年のバースデー、28日は普通の日。
おめでとーって言われておしまい。
よくあることかもけど
おさむ少年にとっては大問題。
「先に生まれたからお兄ちゃんなのに、なぜ弟のほうが先に誕生日が来るのだ??」
小2の冬、真剣に悩みました。
2月28日。9歳になった日。
「ケーキ食べんと歳とれんっ!」とダダこねたんです。おさむ少年は。
田舎なので当時、ケーキ屋さんは町内にありませんでした。
車もないばあちゃんは町内に唯一ある小さなスーパー Aコープ山内店に歩いて行って
パックに入ったショートケーキをこっそり買って来てくれました。
「丸くてデカいのがいいっ!」とかブツブツ言いながら食べたけど
最高に嬉しかったよ、ばあちゃん。
おかげで毎年、1個づつ歳とりよーばい。
もう四十。。わおっ!
じいちゃんはふたりとも会った事ないけど、
最高のがばいばあちゃんがふたりもいて
たくさんのことを教えてもらって超ラッキーなわたし。
ばあちゃんたちはもちろん、
全てのご年配の方に心から敬意を贈りたいと思う敬老の日です。
先輩たちが作ってくれた平和で自由な美しい日本で
もっともっと大暴れするからね。
見ててよ。
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